久保建英選手はどんなジュニア時代を過ごした?小学生でバルセロナへ渡ったサッカー少年の成長
久保選手といえば、小学生でスペインに渡り、 FCバルセロナの育成組織「カンテラ」でプレーした経歴でも知られています。
では、久保選手はどんなきっかけでサッカーを始め、 どのようなジュニア時代を過ごしてきたのでしょうか。
幼少期から川崎フロンターレ、そしてスペインへ渡るまでを たどってみます。
久保建英選手の原点は「サッカーが楽しい」
久保建英選手は、物心がついた頃にはすでにボールを蹴っていたといいます。
本人が過去のインタビューで振り返っているのは、 子どもの頃からとにかくサッカーが好きだったということです。
最初から「プロになるために練習しよう」 「世界一の選手になろう」と考えていたわけではなく、 サッカーをすることそのものが楽しかった と語っています。
世界でプレーする選手のジュニア時代というと、 幼い頃から特別なトレーニングをしていたように感じます。
しかし久保選手自身が振り返る最初の原動力は、 とてもシンプルな「サッカーが楽しい」という気持ちでした。
小学2年生で川崎フロンターレのセレクションへ
久保選手の環境が大きく変わったのが、小学生の頃です。
小学2年生だった2009年、 川崎フロンターレのジュニアセレクションを受験しました。
当時のセレクションには全学年で約600人が参加。 その中で新小学3年生として合格したのは3人で、 久保選手はその一人でした。
そして2010年4月から、 川崎フロンターレU-10でプレーするようになります。
川崎フロンターレの当時の指導者からは、 基本技術だけでなく、ゲームの流れを読む力や状況判断、 サッカーに取り組む姿勢なども高く評価されていました。
小学生でFCバルセロナにつながるチャンスをつかむ
その後の久保選手のサッカー人生を大きく変えることになるのが、 FCバルセロナとの出会いです。
2009年に横浜で開催された FCバルセロナのキャンプに参加し、MVPに選出されました。
さらに、そのMVP特典として参加した FCバルセロナスクール選抜のヨーロッパ大会でもMVPに選ばれます。
そこで評価を受けたことが、 後のFCバルセロナ入団テストへとつながっていきました。
久保選手のジュニア時代を見ると、 子どもがスポーツを続ける中で さまざまな環境や人と出会うことの大切さも見えてきます。
小学4年生、10歳でスペインへ
2011年4月、久保選手はFCバルセロナの入団テストに参加しました。
約3週間にわたるテストを経て合格。 2011-12シーズンから、 FCバルセロナのカンテラでプレーすることが決まります。
当時は小学4年生、10歳。
日本を離れ、家族とともにスペインへ渡り、 サッカーだけでなく学校生活も含めて 新しい環境での生活が始まりました。
小学生の段階で生活環境そのものを変えるという、 非常に大きな挑戦でした。
スペインから日本へ戻り、FC東京へ
FCバルセロナの育成組織でプレーを続けていた久保選手ですが、 2015年に日本へ戻ることになります。
そして同年5月、 FC東京U-15むさしに加入しました。
帰国後も年代別日本代表に選ばれるなど、 さらに高いレベルで経験を積んでいきます。
一度海外へ渡った後、日本へ戻り、 そこから再び世界を目指す。
久保選手のジュニア時代は、 一つの環境だけで成長してきたわけではありません。
久保建英選手のジュニア時代をまとめると
「好きだから夢中になる」が成長につながった
久保選手の経歴を見ると、 どうしても「小学生でバルセロナ」という部分に目が向きます。
しかし、ジュニア時代を振り返るうえで もう一つ注目したいのが、 サッカーを純粋に楽しんでいたことです。
本人も、子どもの頃は上手くなることを意識するより、 ただサッカーをするのが楽しかったという趣旨の話をしています。
好きだからボールを触る。
好きだからもっとやりたくなる。
そして、周りに上手な選手が現れると負けたくないと思う。
そうした積み重ねが、 少しずつ成長につながっていったことがうかがえます。
環境を変えることも成長のきっかけになる
久保選手のジュニア時代には、 何度も環境の変化があります。
地域でサッカーをするところから、 川崎フロンターレへ。
そして日本からスペインへ。 さらにスペインから日本へ戻り、FC東京へ。
もちろん、すべての子どもが 強豪クラブや海外を目指す必要はありません。
初めてスポーツをする子なら、 まずは楽しく参加できる地域のクラブ。
もっと上手くなりたいと思うようになれば、 少し違った環境へ挑戦する。
子どもの成長や気持ちに合わせて、 スポーツをする環境を選んでいくことも 一つの考え方ではないでしょうか。
子どもの「やってみたい!」から始めてみる
久保選手のようにプロや日本代表になることだけが、 子どもがサッカーをする目的ではありません。
友達がやっているから。
テレビで見て面白そうだったから。
ボールを蹴るのが楽しかったから。
スポーツを始める理由は、 それくらいシンプルでもいいのだと思います。
そして実際にクラブへ行ってみることで、 新しい友達や指導者、競技との出会いがあります。
子どもが「サッカーをやってみたい」と言ったときは、 まず近くのクラブを見学したり、 体験に参加したりするところから始めてみてはいかがでしょうか。
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