身長170cmで世界へ。河村勇輝選手から考える『体格で子どもの可能性を決めない』
スポーツを始めるとき、子どもの身長や体格を見て、そんなふうに考えたことはありませんか?
世界の舞台でプレーする河村勇輝選手は、現在の身長が約170cm。バスケットボール選手としては小柄な選手です。
今回は河村選手の小学生時代から、子どもの可能性を体格だけで決めないことについて考えてみます。
世界でプレーする河村勇輝選手の身長は約170cm
バスケットボールと聞くと、「背が高い人が有利なスポーツ」というイメージを持っている方も多いと思います。
実際、世界最高峰のバスケットボールの舞台では、2mを超える選手も珍しくありません。
そんな中でプレーしている日本人選手の一人が河村勇輝選手です。
河村選手はポイントガードとして、スピードやボールハンドリング、パス、状況判断などを武器に世界へ挑戦しています。
小学6年生の河村選手は148cmだった
日本バスケットボール協会が紹介している河村選手の経歴を見ると、河村選手は小学6年生のときに全国ミニバスケットボール大会に出場しています。
当時の身長は148cmでした。
小学6年生当時から、決して大柄な選手だったわけではありません。
しかし河村選手は、身長の高さとは違う部分を磨きながらバスケットボールを続けてきました。
河村選手が小学生に伝えているのは「楽しむこと」
ここで興味深いのが、日本バスケットボール協会が公開している「河村勇輝選手の育成パスウェイ」です。
そこでは、河村選手自身が小学校時代について振り返っています。
河村選手は、小学校の頃は何よりもまずバスケットボールを好きになることが大切だと語っています。
憧れの選手のプレーを何度も見たり、その動きを参考にしたりしながら、バスケットボールへの興味を深めていったそうです。
世界で活躍する選手というと、小学生の頃から厳しいトレーニングを繰り返していた姿を想像してしまうかもしれません。
しかし河村選手自身が小学生に向けて伝えているのは、まず「好きになる」「楽しむ」ということです。
小学生の体格だけで「向いていない」と決めなくてもいい
小学生は成長の途中です。
身長が伸びる時期も、体が大きくなる時期も、運動能力が伸びるタイミングも一人ひとり違います。
そのため、小学生の時点の身長や体格だけを見て、
- 背が低いからバスケットボールは難しい
- 体が細いから野球には向いていない
- 足が速くないからサッカーには向いていない
- 運動神経がよくないからスポーツは苦手
もちろん、競技によって体格が有利になる場面はあります。
しかし、それだけで子どもがそのスポーツを楽しめるかどうかまで決まるわけではありません。
スポーツにはいろいろな「得意」がある
同じスポーツの中でも、必要とされる能力は一つではありません。
例えばバスケットボールでも、身長だけでなく、
- 素早く動く力
- ボールを扱う技術
- 周りを見る力
- 状況を判断する力
- 仲間にパスを出す力
- 最後まで走り続ける力
など、さまざまな力が必要になります。
野球、サッカー、バレーボールなど、ほかの競技でも同じです。
スポーツを続けていく中で、「自分はこれが得意かもしれない」と気付くこともあります。
小学生だからこそ、いろいろなスポーツを体験してみる
河村選手のように世界で活躍する選手になることだけが、スポーツをする目的ではありません。
友達ができること、体を動かすことが好きになること、できなかったことができるようになること。
それもスポーツの大きな魅力です。
だからこそ小学生のうちは、最初から「この競技に向いている・向いていない」と決めるのではなく、興味を持ったスポーツを一度体験してみるのもよいのではないでしょうか。
そして河村選手自身が、小学生時代について大切だと伝えているのは「とにかくバスケットを楽しむこと」。
子どもの体格や現在の運動能力だけで可能性を決めるのではなく、まずは「やってみたい」「楽しい」と思えるスポーツに出会うこと。その経験を大切にしたいですね。
子どもが「やってみたい」と思えるスポーツを探そう
ブイボでは、福岡市7区・糸島市で活動している小学生向けスポーツクラブを紹介しています。
バスケットボールをはじめ、サッカー、野球・ソフトボール、バレーボールなどのクラブを地域や競技から探すことができます。
・NBA公式 Yuki Kawamura Player Profile
・公益財団法人日本バスケットボール協会 「河村勇輝選手の育成パスウェイ ~日本代表を目指すあなたへ~」
・公益財団法人日本バスケットボール協会 「河村勇輝|ホーバスバスケの申し子が世界に挑む」
河村勇輝選手の育成パスウェイを見る

